盗聴器発見器の気になるお値段
盗聴器発見器はネットショップや少しマニアックな電子機器販売店などで普通に購入することが出来ます。
特にネットショップは売られている盗聴器発見器の種類も豊富で、検索エンジンを使えば簡単に盗聴器発見器を見つけることが出来ます。
そこで気になるのは、盗聴器発見器のお値段です。
ネットショップで手軽に手に入れられるといっても1台数十万円もするような高価なものは購入が難しいですよね。
それに、そこそこの値段の盗聴器発見器を購入しても、実際にその発見器で盗聴器を見つけることができるのか疑問を持つでしょう。
そこで、盗聴器発見器の値段を基準にして、盗聴器を発見できるかどうかを評価してみました。
■値段1000円以下
発見率:10%(低レベル)
盗聴器発見器例:【 SE15 】
1000円以下の値段の安い盗聴器発見器では、盗聴器を見つけることが困難という結果になりました。
性能を見ても、盗聴6波には対応していても、ほかの周波数ではまったく反応しないというものがほとんどです。
試しに盗聴器発見調査をしてみたいという人は、お試しで購入するのはありかもしれません。
■値段1000円以上〜1万円未満
発見率:40%(中レベル)
盗聴器発見器例:【 探吉くん 】
1000円以上〜1万円未満の盗聴器発見器は、1000円以下の盗聴器発見器よりもだいぶましになりますが、それでも発見率が50%に届きません。
また、このレベルの値段だと、アナログ盗聴器の一部を見つけることができますが、そのほかの盗聴器を見つけることが出来ません。
■値段1万円以上〜5万円未満
発見率:80%(高レベル)
盗聴器発見器例:【 DJ-X8 】
市販されている盗聴器発見器の中でもかなり高性能な盗聴器発見器になります。5万円のものなら、
UHFやVHF両方の周波数に対応しているものがほとんどなので、広範囲の周波数帯で調査ができます。
しかし、これだけの値段のものでも確実に盗聴器を見つけられるとはいえません。
■番外編 10万円以上
発見率:ほぼ100%(最高レベル)
盗聴器発見器例:【 AR-DV1 】
広帯域受信機と呼ばれる盗聴器発見器では最高レベルの物になります。購入や使用には免許が必要なものから、アマチュアでも購入できる物まで種類は豊富です。
ただ、値段がかなり高額で、10万円を超える機種はなかなか手が出しにくいのが現実です。
いかがでしたでしょうか。発見器の値段によって、見つけることができる盗聴器にも限界があります。どのレベルの調査を求めるかによって、購入する発見器の値段を決めてはどうでしょうか。